軽自動車を購入しようと考えたとき、やはり普通車のほうがいいのではないかと迷うこともあるでしょう。また新車と中古車、どちらを購入しようかと検討することもあると思います。
今回は軽自動車の購入について、普通車の比較から購入を決定するポイントをご紹介していきます。また中古車で購入する場合の注意点も解説をしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
軽自動車と普通車
まずは、軽自動車は普通車の違いを、あらためて確認していきましょう。
大きさと排気量の違い
まずは大きさが違います。軽自動車は、ボディの全長・幅・高さの規定が普通車より小さくなっているものです。また、排気量が660cc以下とされています。内部の広さもボディにともなってせまくはなるものの、最近は広さを重視した軽自動車も多く出ています。大人ふたりと12歳までの子どもひとりなら、十分な広さといえるでしょう。
維持費の違い
維持費の違いも大きな部分です。まず自動車税に大きな違いがあります。普通車は排気量によって変わり、総排気量が一番少ない区分でも、29,500円になります。軽自動車は一律で10,800円です。税額では軽自動車は負担が軽いといえるでしょう。
また見逃しがちですが、車検の料金も軽自動車のほうが安い設定になっています。法定費用のみで比較すると軽自動車の場合は3万程度、普通車は排気量によって違いがありますが、1500ccクラスで6万程度です。
そのほか高速料金も軽自動車は普通車より安く設定されています。軽自動車の料金は、普通車1kmあたりの料金8割で計算されています。
毎日乗る場合は燃費も気になるところです。最近はハイブリッドモデルの普通車であれば、かなり低燃費なものが出てきています。しかし排気量の小さい軽自動車は、普通車より燃費はいいでしょう。
利用目的の違い
排気量からみても、普通車のほうがあらゆる面で性能が上なのは当然ともいえるでしょう。その性能のよさを感じる場面でよく車を使用するなら、普通車を購入するほうがおすすめです。
たとえばボディの強い普通車は、高速道路を多用するときに安定感を覚えます。そのほか車で家族旅行を頻繁にする、旅行でなくても長距離移動する場合は、普通車のほうがいいでしょう。毎日近所に買い物へ行く・細い道を運転するなど、小回り第一の利用目的なら、軽自動車がおすすめです。
中古の軽自動車を買うときの注意点
つぎに、軽自動車を中古車で買うか新車で買うかの検討をしましょう。中古車は新車を買うより安いという理由で、中古車購入を検討する人がほとんどかもしれません。しかし安いだけで選ぶのは危険です。中古で軽自動車を買うときの注意点をしっかり押さえて、かしこく買い物をしましょう。
価格に注意
中古車は新車より安いというのは、共通の認識です。しかし軽自動車は普通車に比べると、中古車になっても値下がりしづらいという特徴があります。諸費用を含めた総額や、車体の状態をみたときのコストパフォーマンスを確認することが大事です。
また中古車は価格に幅があります。同じ車種も販売店によってかなりの開きがあります。信頼できる中古車販売業者を選ぶことも、失敗しない中古車購入の大きなポイントになるでしょう。
年式・走行距離に注意
つぎに押さえておきたい注意点は、年式と走行距離です。年式・走行距離は価格にも直接関わってきます。年式は新しく走行距離は短いほうがいいのは前提条件ですが、そこは価格とのバランスになります。年式が新しい車で走行距離が3万km以下であれば、ほぼ新車です。中古とはいえ値段は高いことが予想できるでしょう。
また、5年経過がひとつの区切りとして中古車の相場が下がります。年式と走行距離のバランスとしては、1年で1万kmが理想といわれています。5年経過した車では、5万kmの走行距離が目安です。
10年も経過するとさらに安くはなりますが、走行距離も当然長くなり不安な部分も出ます。しかしメンテナンスがしっかりとなされていれば、かなりコストパフォーマンスのいい車が手に入るでしょう。
年式が古くても走行距離が短いものは、非常にコンディションのいい車であるうえに、値段も落ちついていると考えられるためお得です。しかし10年経過している車で走行距離3万kmであれば、あまりエンジンを動かしていない車といえます。走行距離が短いだけで飛びつかずに、エンジンの点検は入念に行っておきましょう。
車体以外の諸費用に注意
販売店が表示しているのは車両本体価格であることがほとんどです。そのほかの諸費用に注意しましょう。
まずは登録手数料です。納車にかかるコストも計上されることがあります。また、ETCやカーナビなどの装備品が価格に含まれていない場合も多いため、確認が必要です。
修復履歴に注意
修復履歴も注意しておかなければなりません。過去に大きな修復をしたり冠水したりしたことがある車は、年式や走行距離に関わらず、すぐに故障する可能性が高くなります。
修復した跡は外見で判断できないケースもあるので、車両情報の開示を販売店に求めましょう。当該箇所に関して明確な説明をすることは、販売店の義務です。事故車や水没車は扱っていない販売店を選ぶのも、ひとつ方法といえるでしょう。
まとめ
今回は軽自動車の購入する場合、普通車でなく本当に軽自動車がよいのかどうか判断するポイントと、中古車で購入する際の注意点をご紹介していきました。軽自動車とはいえ、車は高額の買い物になります。後悔しないようにしっかり調べられるところは調べて、確認を怠らないようにしておきましょう。
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